つぶやき | 京都でリトミックならNeue Musik

つぶやき

午前中は歌の伴奏でした。その方の来年のソロコンサートに向けての練習です。

まずは歌って、それから先生の指導が始まります。はじめの頃は、合わすことだけで精一杯だったのに、徐々に曲の内容に合わせて歌を創り上げていくレッスンとなってきました。

その方が今日、難しい日本歌曲の練習中に

「楽しくなりますね」と仰いました。

歌を始められて約10年ぐらいだそうです。10年・・・長い期間ですが、それぐらいでやっと、音楽の奥深さが分かり、表現する素晴らしさと難しさに、練習が楽しくなってきます。

小学生から始めても6年。それは、まだまだ坂の中程で、そこで辞めてしまっては喜びまで届かず中途半端に終わっていきます。

中途半端 もったいないです‼︎

お母さん!まずは10年続けさせるぐらいの覚悟を今、持ってください

するといつの間にか10年経っています

それぐらいから、練習が楽しくなってくるのだと思います。つまらなかった基礎練習も、左手の練習だって苦にならない。

10年ぐらいで楽譜の向う側にある
いろんな世界と繋がるということが分かってくるからです。

音楽はタイムスリップもできるし、色んなキャラクターを演じられるし、歌の中の人物や作曲家と心を通わすことができる。

時には神様だって、降りてきてくれたような感覚になる時もある。

それは、とっても幸せなことで、
「生きてる」って、身体いっぱいに感じる瞬間になる・・・

音楽は偉大です

そしてこの世界に終わりはない

この先も少しでも手が届くようにと、追い求めていくのだろう・・・

なんだか話が大きくなってきましたが
σ(^_^;)
せっかくピアノという楽器から音楽をさせたいと思われたのですから、
いつまで続くのかわからない・・・と安易に思わず、どうかお子さんにその喜びを与えてあげてください。

生涯に心の豊かさを持てるように(^-^)

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