ピアノセミナー6日目最終日 | 京都でリトミックならNeue Musik

ピアノセミナー6日目最終日

成果発表コンサート

結果、悔しい演奏だったけど、直ぐにまた音楽したくなっている。

この合宿の練習で、私が弾きたい音色や曲のイメージがはっきりした。それを成果発表でバシッと弾きたかったなぁ。

それから、みんなも初日の演奏からとても変化していて、それがまた胸に沁みて、私には感動的なコンサートだった。

その後、先生を交えて昼食会。

そこで中鉢先生と山田先生が言われた感想に、涙が溢れ久しぶりの大泣きをした。

何を仰ったのか、よく覚えてないけど、
お二人の先生が、未熟な私たちの演奏をあたたかく聴いてくださってて、
それでもいい!と、素晴らしい!と言ってくださる。
上手く弾けなかったし自分ではそんなことはない!と反省するけど、細かいダメ出しじゃなくて、演奏から一人ひとりの良いところを見てくださるコメントだった。
ピアノを弾き続けてきて、私がずっとずっと苦しんでた内容のことを、見透かしたかのようにあたたかな言葉で励ましてくださった。

山田先生からは、今日の演奏のコメントのお手紙までいただいた。

それを読んで、また涙が出た。

山田先生も中鉢先生も私には雲の上の方で、卓越した演奏家でいらっしゃる。
山田先生は天才だし、中鉢先生の醸し出すオーラは凄い。なのに、さらに人の何倍も音楽に情熱を注いでおられるし、今までされてきた努力は私には到底できないようなものなのだろう。
それなのに、誰に対しても優しく気づかってくださるそのお人柄に、菩薩を拝むような感覚になった。

大野先生は私と仕事の内容や立場が似ている。

音楽への情熱から、母校のあった魚津でこのセミナーを開催されている先生。
事務仕事でも忙しくされてるのに、音楽の話になると、時間も忘れて熱く語ってくださる。そして演奏もバシッとなさる。誰にでも気を配り、場を明るくされる憧れの先生だった。

わたしがこの6日間で学んだことは、とても大きかった。

わたしが練習して掴んだことは、これからのレッスンに役立てたい。

子ども達には、何かを一心にやることの充実感。努力することは、恥ずかしいことではなくて、とても素晴らしいことなんだよ。ということを、わたしは音楽を通じて伝えていきたいと思う。

何かをやるのに、年齢なんて関係ないし、
若くても年を重ねても、その時その時の年齢に応じての魅力や表現力がある。みんな誰もが素晴らしい今を生きているのだということを、学んだ。

そう‼︎

今日は自分と向き合えた。どうしようもなくダメな自分だけど、それが私だし、私が表現したい音楽は誰かにやらされるものではなく、やりたいからそうするのだ。

そして、今日はそれを認め、それでもいいのだよ。と言ってくれた先生がいた。そのことが、嬉しかったのだ。

誰かが言ってたけど、
音楽は誰からも盗まれることのない財産だって。
私は、大きな宝石を魚津のセミナーで手に入れた。

写真はマスタークラスのメンバーと。
そして
全員写真左端が山田先生。右端が大野先生。

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