オンラインレッスン | 京都でリトミックならNeue Musik

オンラインレッスン

4/13から5/6まで急遽レッスンは休講にして、発表会を控えてる子だけオンラインで曲チェックをすることにした。

オンラインをやってみて思ったこと

とても便利!

ただ、音質や音色までの細かなところまではわからない。

また、テンポのズレを直す時、普段なら横で手を叩いたり、肩をトントンと叩いて修正していたことが、時差がありできない。

それから、

フレーズの始まりのタイミングを呼吸で示していたのが、これも時差がありできなかった。

やっぱり

ピアノレッスンは実技を習うものだから、そういった細かい指導が大事だよなぁと感じたし、

長期の休講は、今まで重ねてきた指の感覚を無くしてしまうと同時に、レッスンがない甘えから、どうしてもモチベーションが上がらず、やる気が失せていく状態に繋がっていくことも実感した。

ここまでは、想定内だったけど(^^;)

でも、実際にオンラインをやってみて良い面もたくさん見つかった!

それは、子ども達が普段は教えられ、与えられていたことが、自分で考えなくてはならない状態、受け身だけではいられない状態になることがオンラインの利点だと思った。

どういうことかというと、

リアルレッスンだと、問題点の箇所を、私が楽譜の部分を指して、「ここからここまで弾いてみて」と言う。

オンラインだと、「右ページの2段目、3小節目のドの音から弾いてみて」と指示するかたちになる。

子ども達は、目でそれを探していく。

時間がかかるから、いつもは私が指でさすけど、これもレッスンにはとても必要な事だし、今回はそれができて良かった。

そのうえ、

間違えてる箇所を

リアルレッスンは「ここは二分音符だから、休みじゃなくて、しっかりのばさなきゃ」みたいな言い方になるけど、

オンラインは「3段目の4小節の3拍目の音は、何音符になってる?」と質問するかたちになる。子ども達は、音符の名前を思い出そうと考える。その上「自分でそこに〇をつけて、気をつけるようにして!」と言われるので、普段より自ら注意するようになる。

普段は何気なく私の説明を聞いていたことを、自分で答えを言わされるのだ。

曲の表現でも、「そこ!その音には何の記号がついてる?」「〇〇」「そしたら、もっと目立つように弾かなきゃ」とかね

強弱付けてるつもりだろうけど、表現が薄い場合、「オンラインだから、いつもよりはっきり弾いてくれないと、こっちに伝わらないよ」とうまくもっていける。

つまり、オンラインレッスンは楽典も一緒に学べるし、伝える弾き方を強いられるから上達する!ということ。

レッスンは与えられるばかりじゃ上達しない。自らが学ぶ姿勢になること。考え、感覚を研ぎ澄まし、想像して、自らを高めていく努力をすることが習得することだと思う。

今後、風邪やインフルエンザ、自転車で来る時に大雨降ってきた時など、オンラインレッスンは使えるなぁと思った。

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